お墓を守る人がいない、お墓のある場所が遠くて行けずに檀家をやめる人のための墓じまい。

墓じまい

朝日新聞でも墓じまい「合葬墓」の記事が出ていました

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2019年1月14日付けの朝日新聞で、
「継ぐ家族が…」 墓じまい、「合葬墓」選んだ理由
として、記事化されていました。

「多くの人たちの遺骨を一緒に埋葬する合葬墓が、大都市圏の公営墓地で広がっている。」という内容です。

記事では、大阪府高槻市、神奈川県川崎市、千葉県浦安市の例を取り上げていました。

「多死社会」を迎え、「墓を継ぐ家族がいない」「管理が楽で費用も安い」と言う背景があるそうです。

新聞記事内では紙面の制約があり、当サイトでもう少し調べたことを、ここでは詳しく書きます。

 

1.大阪府高槻市の事例

高槻市シンボルモニュメント悠久

高槻市は、大阪のベッドタウンとして、昭和40年代からの10年余で、人口が3倍にも膨れ上がった市です。

高槻市のの墓地

今、彼らが墓地が必要になった年齢に達し、墓地需要が急増しています。

従来からある公園墓地は、募集に対して20倍近くの倍率となっており、パンク状態に。

高槻市の市営墓地

そこで、「高槻市合葬墓整備基本計画」を定め、「合葬墓」の整備を進めています。

「合葬墓」とすることで、収容能力を増大し「承継の必要のない墓地」に埋葬してもらう計画です。

 

2.神奈川県川崎市の事例

川崎市緑ケ丘霊堂(納骨堂)

川崎市も、高度成長期に人口が急増し、現在は151万人余りに上ります。

今後は、1年間に平均1千基近くの墓が必要になる推計らしいですが、

市営2墓地は、ほぼ満杯で新規募集を停止。

「このまま何も手を打たなければ、対応できないと思った」と、

霊園事務所の所長さんの話す通りでしょう。

約2億円の整備費をかけて、市営緑ケ丘霊園に、2万体の遺骨を納める合葬墓である「緑ケ丘霊堂」を完成させたのです。

         

  • 合葬墓の受け付けは、19年度から始まります。
  • 利用期間は20年(更新することができます)。
  • 使用料は、遺骨1体 32,000円(20年)。
  • 使用料のほか費用は一切かかりません。
  • 途中、新たに墓地を作った場合は、遺骨をお引き取りになることができます。

それでも、「申し込みが多ければ、合葬墓をもっと造ることも検討しないといけない」と話す所長さんの言葉が、現実を物語っています。

 

3.千葉県浦安市の事例

浦安市の合葬墓(樹林墓地)

浦安市と言えば、東京ディズニーリゾートがある市で有名すね。

浦安市は、ディズニーリゾートのそばの東京湾に面した埋め立て地に、市営の樹林墓地を作ったのです。

これは、最大で5000体の遺骨を埋葬できる合葬墓。

浦安市によると、

      

  • 樹林を墓標として、その下に焼骨を埋蔵する、共同埋蔵方式の個人墓です。
  • お預かりした焼骨は、絹袋に入れ、他の焼骨と一緒に埋蔵します。
  • 市が永代管理を行います。
  • 共同埋蔵方式のため、埋蔵後の焼骨の返還はできません。
  • 埋蔵者の氏名を記した構造物(記名板など)はありません。
  • 焼骨埋蔵の際に、ご親族などが立ち会うことはできません。

という合葬墓です。

使用料は、1焼骨につき12万円だけで、年間管理料などは一切発生いたしません。

浦安市おまいりくん

遺骨の保管場所が、遺族にわかる様に、

墓参者には「おまいりくん」と名付けたタブレットを貸し出します。

故人の名前を検索すると、墓石代わりに遺影や命日を表示。

遺骨を納めた埋葬地点も画面上で紹介します。

 
弔いのかたちもが変わりつつあるのです。

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