お墓を守る人がいない、お墓のある場所が遠くて行けずに檀家をやめる人のための墓じまい。

檀家をやめる方法と正しい墓じまい方法を解説!!

檀家

お墓を継ぐ人がいないなら檀家をやめるしか方法はないの?

更新日:

友人の父親は89歳で死去。

でも、彼は父親を代々の墓地に葬るのを断念しました。

 

1.何故、彼は親を墓に葬れなかったのか?

一言で言えば、墓の存在が重荷となり、お墓を継ぐことができなかったためでした。

お墓を継ぐ

「子育て世代の収入では今の生活で精いっぱい。墓の管理は、とても無理。」

代々の墓地が、お寺にあるが、お墓は誰が守っていくのか?

父親の遺骨を納めると、墓の継承問題に頭を悩ませることになるからでした。

つまり、

墓の継承者として、管理費なども負担しなくてはならない。

この費用問題に不安がよぎったのです。

土地付きの「墓」は、住宅のように中古で売却できません。

将来を考えると、墓の存在が重荷となり、お墓を継ぐことはできませんでした。

 

2.少子化によりお墓の撤去が増えている?

本来であれば、子供が代々のお墓を弔うべきなのでしょうけど、

少子化でお墓を継承する子供がいない家が増えているのです。

少子化でお墓を継承する子供がいない

立派なお墓を残しておいても、経済的に管理できない。

だったら、墓が荒れる前に、お墓を処分して撤去した方がいいと考えるのを

誰が責められるでしょうか。

 

3.証券業界でお墓の相談が増えている?

証券業界では、高齢者ニーズを取り込むため、お墓の相談が増えています。

現在の顧客が年々高齢化しているので、次の世代である息子・娘を顧客にしたい狙い。

つまり、それだけお墓を継ぐことが「普通」でなくなってきています。

・野村証券は「終活セミナー」を開催し、お墓の相談も実施。

・三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、お墓の承継についてアドバイスする「アセットマネージャー」を全国の店舗に配置。

・大和証券グループは、「相続コンサルタント」を配置。

 

4.お墓の「承継」とは?

お墓の名義人(使用権取得者)が亡くなった際、お寺(墓地管理者)に

「お墓を継ぐ」ことを届けます。

これを「承継」と呼びます。

お墓を維持する

お墓の承継者は、お墓を維持する義務があり、

そのため、旧来より家を継ぐ長男が承継していたのです。

お墓を維持するということは、門徒としてもお寺を守る責任があります。

具体的には、お寺の行事や法要、掃除に参加するなど。

お墓の管理費を支払うことも必要です。

しかし、

少子化で「承継者がいない」という非常事態が普通になってしまってます。

民法(897条)では、友人でもお墓を継承することができます。

ただし、

その場合は家族の同意書が必要なので、現実的には難しい話ですし、

承継者がいないという状況が改善される兆しはありません。

 

5.寺墓に納骨したいなら必ずお寺の檀家でなくてはいけない?

例えば、父親をお寺の境内にある墓に納骨したいなら、

お墓を継承し、必ずお寺の檀家になることが必要です。

お寺の檀家になる

でなければ、お経も読んでもらえません。

お寺の境内にある墓は、檀家さんだけの専用墓地が基本。

最近は、そうでもない寺もありますが。

だから、

檀家にならないなら、お墓を撤去し別の場所に墓地を購入することになります。

 

6.承継者がいない家はすぐにお墓がなくなってしまう?

「承継者がいないということだけで、すぐにその家のお墓がなくなってしまう」

ということではありません。

家のお墓がなくなってしまう

まず、

民法(897条)より、お墓は相続放棄できません。

承継もせず、管理料も滞納してお墓を長期間放置すると、

お寺は一定期間あらかじめ告知した上で、無縁仏として合葬します。

納骨堂に納めなおすとか、「墓じまい」する方もあると思います。

お寺のお墓の場合、金銭的には、「墓じまい」費用と払い続けた場合の管理費用なら、

「墓じまい」費用の方が安くつきます。

また、

管理費以外にも、放置した場合のお墓の雑草などの清掃等の管理も必要。

総合して考えると、

お墓を承継しないで、「墓じまい」することも考えてみてはどうでしょうか?

【関連記事】
▼檀家をやめる時のポイントと費用・手続きのまとめ|浄土真宗・日蓮宗・浄土宗はこちら


 

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